社長メッセージ
街を造る・人をつくる
創業50周年を迎える2年前・平成20年にCI戦略の一環で社名を「株式会社 市組」から「株式会社 イチグミ」に改名し、昭和35年会社創業・昭和40年株式会社として設立された会社に新たな歴史が刻まれました。50周年2年前からの準備はそれだけの熟知たる思いをもっての期間であり、それだけの期間が当初より必要と感じてのものでありました。社名の変更・ISO90001の取組はもとより近未来的な作業服の考案や会社マークや名刺デザインなど多岐にわたる、将来デザインを充分な期間をもって刷新へと繋げる事が出来ました。
「会社は人である」3代目の代表として当然のごとくこの事への強い意識と、後世へより強固に守るべき会社ポリシーとして感ずる大切なものであります。会社のために働くのではなく自分のために働きその結果として会社に貢献をもたらす・・・。今の時代感からもその意識付けが我社で働く意味として捉える・・・。今更に、ベテランの社員も新入社員にも高度経済成長を、終身雇用制度を、バブル経済などを事あるごとに話す事よりも、結果としてそれらの事柄を踏まえた「今」の在り方を、その時々時代の変化に即応し社員全員で造りあげていく、それが我社の姿勢であります。
その意識集結の結果から、お陰様を持ちまして我社には大きな金看板が御座います。「東京都下水道工事 工事施工成績優良業者表彰」を平成3年より25年間以上に渡り継続をさせていただき、今やそのトップランナーとなりました。社員20名程度の会社でありますが大きな会社には負けないと言う気概と、時代感を捉えた社員一人ひとりの意識は我社の特徴であります。難しい事をしてきたわけではありません、ただひたすらに「いい仕事をしよう・・・」と実直にやってきたその思いの結集であります。
また、我社では「人を育てる」事への重要性を唱え、長年に渡り「即戦力よりも新入社員からの育成」と時間をかけての「人づくり」を大切にしてきました。資格を取るまでの時間も大切であり、あえて時間のかかる事への挑戦でもあり、スピード時代への挑みは既存社員の人間形成育成期間としても重要としています。昨今、多少人材確保の観点から即戦力の採用に目を向けるようにはなりましたが、その場合でも我社の「人づくり」の観点は変えないつもりでいます。
本社のある“葛西”はまさに我々が造ってきた街として愛着と親近感の湧くところであります。東京のはずれの埋め立て地域が今や東京で、いや日本で誇れる地域となりました。50年を超える歴史にはその一部始終を見てきた貴重な経験があります。その責任をこれからの歴史をつくり上げる立場として感じています。その負託に応えられる企業として日夜「オールイチグミ(社員全員)」で取組んでいく所存であります。
【ロゴマークデザインコンセプト】
会社名のイチグミの頭文字である「 i (愛)」を包み込む温かい色とデザインに仕事に取り組む真面目さをシンメトリーで、仕事における繊細さを葉一枚一枚で表現し「ICHIGUMI 1960」の歴史のズッシリした土台を顧客への安心感につなげます。